研究者"K"は、チーズフォンデュが大好きで、スイスといえばチーズフォンデュ!まずはチーズフォンデュ!とにかくチーズフォンデュ!という感じで、スイスにやってきました。ところが、来た当初は、ちょうど夏。暑くてチーズフォンデュを食べるような季節ではありませんでした。当然、レストランのメニューにもありません。
そんなある日こと、「山の上でチーズフォンデュを食べませんか?」という"K"の上司からのお誘いが!"AK"は大喜びです。
約束の日は、朝から大雨。ホントにこんな日に山に行くの~?とかなり心配な"A"ですが、山道を歩ける靴と寒くない格好で、との連絡。(ひえ~~、本当に行くんだ・・・)
くねくねとした山道を上がること30分。雨はひどく降って視界はすっごく悪いのに、車はどんどん山を登ります。やっと着いた!と思いきや、その先は歩いて行くことに。もう道じゃありません。はっきり言って川です。
1 kmくらい歩いてやっと山小屋に到着。すっごく寒くて、確かにチーズフォンデュ日和ではあるかも。火をおこして部屋を少しでも暖かくします。そしてお待ちかねのチーズフォンデュの準備にとりかかりました!ところで。チーズフォンデュは、アルプス地方でもフランス語圏の郷土料理で、フォンデュの語源も、フランス語で"溶ける・溶かす"の動詞"fondre"の過去分詞"fondu"に由来するそう。"K"の上司は、スイスのフランス語圏の出身の方なのでまさに本場の味が楽しめる~と心はウキウキきなのですが、若干車に酔ってしまった主婦"A"は、体調が万全でないのが残念。
チーズフォンデュの鍋からは湯気が。"K"はジャケットを着たままだし、この日の寒さは半端ないっす。でもでも!スイスに来て最初のチーズフォンデュは、本当に美味しかったです!パンだけじゃなくてカリフラワーのチーズフォンデュも"A"はお気に入り。
フォンデュのあとに、アルコールがたっぷり入ったコーヒーを飲みました。
これは、スイスでもイタリア語圏で飲まれているみたい。コーヒーを入れている容器がとっても面白いの!6ヶ所、飲み口があって(容器によって飲み口の数は色々あります)、みんなでまわし飲みをします。自分がどこで飲んでいたかをちゃんと覚えていなければいけません(笑)。容器の名前は、イタリア語で"Coppa dell'Amicizia Rustica"、つまり、友情カップ?アルコール度数がかなり高い(蒸気に火がつくくらい)ので、飲む時に蒸気を吸い込むと、むせます。飲む機会がある方はお気をつけて。
美味しかったし、楽しかった...
帰り道を除けば。
だってだって!山を下りる時には、雨が雪に変わっていたんですよ!8月なのに。夏なのに。真っ暗だし、くねくねだし、ぐるぐるだし...
帰り道と、帰ってからの記憶は抹消するとして、おうちでもチーズフォンデュを楽しむべく、早速、必要な道具を揃えてみました。
鍋はLE CREUSETのもの。専用スタンドのデザインもとっても可愛い!理科実験で用いるガスバーナー用の三脚台とは大違い!
スイスはもう秋の気配が漂っています。これからがチーズフォンデュの季節でーす!
最後に一つだけ。チーズフォンデュを食べる時には、白ワインか熱い紅茶がオススメです。ビールやコーラと一緒に食べると、体調を崩してしまうこともあるそう。チーズとコーラの組み合わせがNGなことはガイドブック「地球の歩き方」にも載っている有名なことなのですが、実は、"K"は身をもって体験しています...
*Käse:チーズ
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